フラッシュのタブレット端末への対応

2012年11月9日
フラッシュのタブレット端末への対応

1.横浜青葉シニアが関東秋季大会で優勝

2012年11月4日に保土ヶ谷球場で関東秋季大会の決勝戦が行われ、横浜青葉シニアが優勝した。早速、表彰式の写真を数枚選びフラッシュ(swf)でHPに掲載した。

この表彰式のフラッシュ写真を見て、関係者は(選手、監督・コーチ、父母、フロント等)、関東大会優勝の達成感を共有しながら正しい練習の成果を噛み締めたと同時に新たなる目標を意識したと思う。

2.タブレット端末でフラッシュが表示できない

iPadやiPhoneで表示ができない不具合を発見。現象はフラッシュ部分が空白となる。

実際にiPadで動作確認をすると、やはりフラッシュ部分が空白となる。
パソコンにインストールしている、「safari」や「Google Chrome」で動作確認を実施すると「Google Chrome」では問題なく表示されるが、「safari」はフラッシュ部分が空白となる。

アップル社以外のスマフォやタブレット端末(アンドロイド系)は、確認していないがフラッシュの問題は発生していないようです。

3.アップル社がフラッシュを搭載しない理由

アップル社から次のような理由が公式見解として表明されている。
@オープン性、AFlash無しでも殆どのサイトが見れるようになっている、B信頼性、セキュリティー、パフォーマンス、Cバッテリー寿命、Dタッチスクリーン、 Eサードパーティに主導権を渡したくない。

本当の理由はスティーブ・ジョブス氏がアップル社に復帰後の1999年、動画編集ソフトウェアをはじめとする製品をiMacでも使えるようにして欲しいと頼み、 アドビ社から断られた事が影響していると思う。その時、アドビ社はウィンドウズ向け製品開発に集中していた。(「スティーブ・ジョブスU」2011/11/1発行、講談社、著者:ウォルター・アイザックソン:井口耕二訳、ページ349〜356引用)

4.対応策

1)HTML5での実装
W3C(World Wide Web Consortium)から2008年1月22日にドラフト(草案)が発表され、2014年に正式勧告される予定。
将来はHTML5が動画やアニメ等で標準になると思うが現在は過渡期である。

2)フラッシュの未サポート端末には代替画像を表示する
iPadやiPhoneからのアクセスには、フラッシュでは無く代替の画像を表示する。

3)アップルストアからアプリを購入して頂く
「Puffin Web Browser」(250円)を購入してフラッシュを表示する。無料版も用意されているが、あまり進められない。
同じような事であるが、当サイトではExcel等を直接貼り付ける事はしていない。Web視聴者に「Office」の購入を強要するからである。

取り敢えず、2)の方法で対応する。その内、HTML5の勉強も進める。
2012/11/6時点で、「横浜青葉シニア」、「横浜青葉ジュニア」のサイトに対応済。

5.技術の進歩と便利さ

1)インターネットの便利さ
今回のフラッシュの問題を確認し、整理して対応するのに2日間掛かった(問題発見が11/4で対応が11/6)。
インターネットの便利なところは、問題の整理や解決方法がネット上に公開されており、調べれば判ると言う事である。 ネットがない時代であれば、書籍を購入したり、誰かに聞いたり、図書館で調べたりするのであるが問題解決までに時間が掛かる。
よく判らない言葉等は「ウィキペディア」で調べている。これもインターネットの産物でありフリー百科事典である。 記事は誰でもが編集したり新しく作成できるようになっており日々最新化されている。又、このサイトの運用は広告を一切掲載せず、寄付で成り立っている。

2)技術の進歩
当サイトを開設した時(2001年10月)は、パソコンのブラウザとして、Internet Explorer(マイクロソフト)とNetScape(ネットスケープコミュニケーションズ)が 競い合っていた事が懐かしく思い出される。
携帯ではスマホが中心になりつつあり、タッチパネル端末も便利さから市場に普及し始めている。

3)雑感
各企業の方針にあまり振り回されたくないが、新しい技術に対応して行くのもHPを維持していくには必要であると感じている。

上邨記