横浜青葉リーグ会長就任にあたって


2007年2月12日
横浜青葉リーグ会長就任にあたって
田中会長

横浜青葉レッドソックス会長 田中 隆之助

 横浜青葉レッドソックス会則に「横浜青葉レッドソックスは、営利団体ではなく、日本並びに世界リトルリーグ・リトルシニアの一員として、野球を愛好する少年・少女達に野球を正しく指導し、野球を通して体力の向上と規律・礼儀・責任忍耐の精神を養うと共に、協力心・協調心・感謝心を育み、立派な社会人になるために、友情感覚を指導・育成することを主たる目的とする奉仕団体である。
 従って、会長以下役員、監督、コーチ、審判等は全て無報酬にて協力するものとする。
」と明記されております。

 今まで、我がリーグの発展のためにご尽力された先人の方々、先輩OBの方々、地元の方々等に改めて感謝の気持ちを強く抱くと共に、現在協力していただいているスタッフの皆様と一緒になり、上記のリーグ目的を実践する為に以下の事を考え、提示します。

1.「横浜青葉は一つの家族」という考えを基本理念とします。

 私は他のチームの内容は良く知り得ませんが、恐らく、我がリーグの組織及び運営力等については、皆様のご協力・努力により大変優れていると感じています。

 現在、ジュニア・マイナー・リトル・シニアと4つのリーグで野球の活動を夫々で展開しており立派な結果も残しておりますが、総合的にみた場合、個々の組織としての運営が先行していて全体の組織という観点からみると、他のリーグの内容が良くみえてない状態ではないかと思われます。この事は、特にコミニケーションを良化すれば解決できる事と思っております。その為には、選手(子供)を含めた我がリーグ全員が、「横浜青葉は一つの家族」の「家族」という認識を共有し、理解することが最優先と考えます。

 従って、我がリーグの選手達は、自分の家庭という「家族」と横浜青葉レッドソックスという「家族」の2つの「家族」を持つことになります。

2.役割分担(使命)を明確にする。

 ◎選手(子供)           主役は選手である事が第一。

 ◎監督・コーチ・審判       現場で選手を指導する脇役としてのリーダー。

 ◎フロント・父母・後援会     良い環境を作る為の黒子としての存在。

3.「感謝」の気持ちを全員が常に持ち続けていく球団にしたい。

 「一生有限、感謝無限」の言葉の通り、選手達のこれからの長い人生の中で横浜青葉レッドソックスで野球をするという事はほんの僅かな期間です。

 この僅かな期間の中で、野球という素晴しいスポーツを通して、苦しみや楽しさ等を経験し、数年後、彼らが大人として成長した時に、「感謝」という本当の意味を理解できることを期待したいし、その様なリーグ作りを目指していきたいと考えます。

 以上、私の横浜青葉レッドソックスに対する想いを述べさせていただきました。

 具体的な対策につきましては、皆様と共に検討、議論を交わしながら対応していきたい考えております。案件にもよりますが、基本的には少しずつ進めていく所存でございます。

 いずれにしても選手達が良い環境で野球ができることが第一ですので、今後共是非、皆様方の更なるご協力、ご鞭撻をお願いいたす次第でございます。