伊藤秀範君 おめでとう!!
2006年 育成ドラフト会議

2006年11月21日 大学生・社会人ドラフト終了後に育成選手選択会議(育成ドラフト)が開かれ、 5球団が12選手を指名した。緑中央(現横浜青葉)シニアのOBである伊藤秀範(四国リーグ・香川)君はヤクルト・スワローズに指名された。
育成ドラフトは支配下選手枠(1球団70人)のほかに、 育成を目的として選手を獲得できる制度で、昨年から導入された。

1.育成選手選択会議(育成ドラフト)の結果

球団 指名された選手(育成選手)
ヤクルト・スワローズ 伊藤 秀範(24)
投手
四国リーグ・香川






読売ジャイアンツ 鈴木 誠(21)
投手
JR東日本
下山 学(22)
外野手
青森大
松本 哲也(22)
外野手
専大
隠善 智也(22)
内野手
元シダックス
芦沢 明(23)
内野手
JR東日本
作田 啓一(22)
外野手
苫小牧駒大
大抜 亮祐(18)
投手
中京高
広島東洋カーブ 山中 達也(17)
投手
丸亀城西高






福岡ソフトバンク・ホークス 山田 大樹(18)
投手
つくば秀英高






東北楽天ゴールデンイーグルス 金森 久朋(26)
投手
元西多摩ク
中村 真人(24)
外野手
シダックス






育成ドラフトとは、70人の支配下選手枠のほかに育成選手として選手を獲得する制度。6月末日時点で支配下選手が65人以上いる球団だけ参加できる。 その年の下位球団から順番に指名するウエーバー方式。 獲得した育成選手は2軍戦しか出られないが、6月末日までに支配下登録されれば1軍の試合にも出られる。 最低年俸は240万円(支配下選手は440万円)。3年間、同一チームで育成登録のままだった選手は自由契約となる。

2.伊藤 秀範選手のプロフィール

横浜市立市が尾中学校では緑中央シニア(現横浜青葉シニア)で野球を学び、卒業後、駒場学園高校を経て社会人野球のホンダに入社したが、登板機会に恵まれず、 四国アイランドリーグのトライアウトを受験し合格、2005年に香川オリーブガイナーズに入団した。 1年目のシーズンからエースとして12勝を挙げ、最多勝利のタイトルを獲得。 2006年シーズンはチーム最多の11勝を挙げ、チームの総合優勝に貢献した。
2006年11月21日に行われた2次ドラフト(練習生指名用)で、東京ヤクルトスワローズからの指名を受けた。 2006年12月7日契約。
140km/h台後半のストレートと、カーブ・スライダー・シュート・カットボールなど多彩な変化球が武器。 コントロールの良さ、マウンド度胸にも定評がある。 憧れのプロ野球選手は伊藤智仁(現・東京ヤクルトスワローズコーチ)で、 伊藤の決め球である高速スライダーは伊藤智仁を参考に習得したものである。
那須野巧(現・横浜ベイスターズ)とは駒場学園高校時代の同期。 当時エースナンバーは伊藤が背負っていたが、プロ入りは那須野が先となった。 伊藤は那須野のことを「身近な目標」と語っている。また、ホンダ時代の同期に尾形佳紀(現・広島東洋カープ)がいる。

ウィキペディアフリー百科事典より引用(一部加筆)

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二宮清純のスポーツ記事

3.ヤクルトの入団発表

2006/12/7 伊藤秀範選手はヤクルトへの入団発表を行なった。

ヤクルトへの入団発表を行なう伊藤秀範選手 ヤクルトのユニホームを着る伊藤秀範選手(背番号は105)
ヤクルトへの入団発表を行なう伊藤秀範選手 ヤクルトのユニホームを着る伊藤秀範選手(背番号は105)

写真:伊藤さん