2003年11月1日 レッドソックスの心(精神)について |
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緑中央レッドソックス会長 吉野 和雄 緑中央レッドソックスは、野球だけが上手になればいいというチームではありません。 野球道を通じて体力の向上と心の健康づくりを第一としています。 人という字は、お互いに支えになりあってできています。それは人間は一人で生きる事も出来ないし、一人では仕事も出来ないという事です。 選手の皆さん達が大人になって、社会に役立つ立派な人間になるには周囲の人達から支えてもらえる人間になって行く事が大切です。 どんなに優秀な頭脳を持っていても、人間としての温かい心、思いやりのある心と健康な身体を持っていなければ調和のとれない人間になってしまいます。 調和のとれた人間造りの基礎は少年の頃から「心と技と体」を磨いておかないと大人になってからでは遅すぎます。 それを願い、私は昭和46年2月レッドソックスを作りました。 私は、野球が好きでレッドソックスを作ったわけではありません。 この地域社会に生まれ、育ち、少年時代の良い思い出を作ってもらいたいという願いと、将来、立派な人間になる為の基礎づくりにお役に立ちたいという祈りが、私を一生懸命にさせているのです。 レッドソックスは、昭和46年結成以来、リトルマイナーの部では、全国選抜大会三回出場、神奈川県大会優勝、全日本、準優勝。シニアの部では、昭和50年1月結成以来、全日本選手権大会優勝、全日本選抜大会優勝、ジャイアンツカップ優勝と輝かしい戦績を残し、卒業生は名門高校に入学し、甲子園球児として大活躍しており、現在では県下の古豪リーグとなりました。 明るく、正しく、強く、礼儀正しく、仲良く、そしてすべてのものに感謝するなどのレッドソックス精神は野球をする時だけでなく、毎日の家庭生活の中で生かされ、定着してこそ立派だといえます。 ご父母様におかれましても、会費だけ払っておればあとは役員、監督、コーチがなんとかしてくれるだろう的な放任、無責任型でなく、感謝心をもち相互協力しあって人造りにご協力くださいますようお願い致します。 家庭サービスも忘れ、子供達の指導育成に無報酬でご協力くださっている役員、監督、コーチの皆さまに深く感謝致しますと共に、今後共よりいっそうの御恵心を賜りますようお願いします。 |
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